K.A.様(フィリピン)
★在留資格の取り消し(意見聴取) 在住:千葉県 在留資格:永住者
私はフィリピンへ行って、フィリピン人の女性と結婚しました。そして、妻は「日本人の配偶者等」の在留資格認定証明書を交付されて、日本に入ってきました。しかし、その時、正直に申告すると入国が許可されない事情があったので、虚偽の申請をしてしまいました。
その後ずっと、私たちは夫婦仲良く暮らして、妻は永住者となりました。しかし、入国したときの虚偽の申請をしたことが、常に頭から離れず、このままではいけないと考え、妻と二人で相談して、東京入国管理局に出頭しました。その時は、後で連絡するから自宅で待っているようにと言われましたが、間もなく「在留資格取り消しに関し意見聴取を行うので出頭せよと」の呼び出し通知が来ました。
驚いて、インターネットで大和行政書士事務所を探し、無料相談しました。先生は、永住許可をもらっているので、入管は慎重に審査すると思いますが、永住者の基本になっている最初の「日本人の配偶者等」の資格の申請時に虚偽があったので、最悪の場合は在留資格を取り消され、いったん帰国しなければならなくなる可能性もあると心配してくださいました。
そして、意見聴取の時は自分たちの思いを十分に言えない場合もあるので、前もってこのような資料を提出し、また、これまでの自分たちの生活状況を含めすべて正直に告白し、まな板の鯉になった心境で審判を待ちましょうと言ってくださいました。
意見聴取後に入管の担当官からは、永住者ということで慎重に審査を行うため、時間がかかると言われました。しかし、当初言われた期間より2か月早く通知が来ました。「在留許可を取り消さないこととした」という、信じられない法務大臣からの通知でした。
最高の結果で妻と一緒に大喜びしました。本当にありがとうございました。
妻も泣いて笑って希望が膨らみました。また、何かありましたらよろしくお願い致します。感謝しています。